【ネットショップ初心者必見】在庫はどうする? 自宅保管のリスクと外部倉庫(物流代行)のメリット | 関根エンタープライズグループ
2025.09.26
ネットショップを開業して売上が順調に伸びてきた頃、多くのオーナー様が悩む課題といえば「増え続ける在庫の置き場所」です。最初はクローゼットの一部で足りていたのに、今や部屋が段ボールで埋め尽くされている…なんて方も多いのでは? 事業が成長している証ですが、在庫管理方法を見直さなければ今後の成長の大きな足かせになってしまうかもしれません。この記事では、自宅での在庫保管に潜むリスクとその解決法について解説します。
目次
自宅での在庫保管が引き起こす5つのリスク
ネットショップを開業した当初は、コストを抑えるために自宅で商品在庫を管理している人も多いでしょう。しかし、自宅保管にはリスクがあることを理解しておく必要があります。
リスク1:知らないうちに商品の価値が下がる「品質劣化」
一般家庭では、プロ仕様の倉庫のような徹底した品質管理は困難です。さまざまな環境要因によって、知らないうちに商品が劣化してしまう可能性があります。
- 湿度によるカビや錆び(アパレル、革製品、金属雑貨など)
- 直射日光による日焼けや変色(本、衣類、プラスチック製品など)
- ホコリや生活臭の付着
- 害虫による被害(食品、天然素材の衣類など)
楽しみに待っていた商品が劣化した状態で届けばクレームに繋がるだけでなく、「このショップは品質管理ができていない」というブランドイメージの低下を招く恐れもあります。
リスク2:万が一の際にすべてを失う「セキュリティの脆弱性」
大切な在庫を自宅に置くことは、常に災害や犯罪のリスクと隣り合わせであることも意識する必要があります。
- 火災や地震、台風による浸水などで商品がすべてダメになる
- 空き巣による盗難被害
万が一の事態が発生した場合には商品を失うだけでなく、お客様への発送も不可能になり、事業の継続自体が困難になる可能性もゼロではありません。
リスク3:生活スペースの圧迫と家族のストレス
事業が成長するにつれて、商品はどんどん増えていきます。最初は小さな棚で収まっていた在庫がやがて床に積まれ、気づけば生活スペースを圧迫し始めます。
- くつろげるはずの自宅が、ただの作業場になる
- 食卓の半分が梱包資材や商品で埋まり、食事も落ち着かない
- 友人や恋人を気軽に家に呼べなくなる
仕事とプライベートの境界線が曖昧になることで心身ともに休まる時間がなくなり、モチベーションの低下に繋がってしまうケースもあります。
リスク4:人的ミスの多発による信頼の低下
注文数が増えて在庫が増加するほど、管理は複雑になります。一人ですべてを管理していると、どうしてもヒューマンエラーは避けられません。
- 類似商品の取り違えや、サイズ・カラー間違いによる「誤出荷」
- 梱包作業に追われ、お礼状やノベルティの入れ忘れ
- 送り状の貼り間違いで、個人情報漏洩のリスクも
一度のミスがお客様からの低評価レビューに繋がり、ショップ全体の信頼を大きく損なう可能性もあります。クレーム対応や再送にかかる時間・費用も、決して無視できないコストです。
リスク5:本業に集中できない「時間の浪費」
注文を受けてから商品をお客様のもとに発送するまでには、多くの作業が発生します。
- 商品の入荷検品、棚入れ、在庫数のカウント
- 注文ごとのピッキング、梱包、送り状の印刷
- 梱包資材(段ボール、緩衝材、テープ)の在庫管理と買い出し
- 郵便局や配送業者の営業所への荷物の持ち込み
これらのバックヤード業務に毎日数時間を費やすことで、商品企画やSNSでの情報発信、お客様とのコミュニケーションといった、本来最も時間を費やすべき「コア業務」の時間が奪われてしまいます。
物流のプロに任せる「外部倉庫(物流代行)」という選択肢
これらのリスクをすべて回避し、安心してコア業務に集中できる環境を整えるための最適な解決策が「外部倉庫(物流代行)サービス」の利用です。物流代行とは、その名の通りネットショップ運営における物流業務(入荷、検品、保管、ピッキング、梱包、発送など)を専門業者がすべて引き受けてくれるサービスです。物流部門を丸ごとアウトソーシング(外注)できるので、これまで発送作業に費やしていた時間をすべてコア業務に使えるようになります。
物流代行サービスの内容やメリット・デメリットについて詳しく解説した記事もあるので、ぜひ併せてチェックしてください。
▶【EC事業者必見】物流代行サービスとは? 内容&メリットデメリットを紹介
段ボール1箱からOK! 小ロット対応サービス「ミニロジ」
「物流代行を利用したいけど、うちみたいな小規模なショップにはまだ早い…」「まとまった物量がないと契約できないだろうし、固定費がかかるのは不安…」と感じたネットショップ初心者の方もご安心ください! そんなスタートアップ期のオーナー様を応援したいという想いから生まれたのが、当社が提供する小ロット保管サービス「ミニロジ」です。ミニロジは、ネットショップを始めたばかりの個人事業主様や、小規模なショップオーナー様の「ちょっとだけ預かってほしい」という声に応える新しい形の物流サービスです。
「ミニロジ」が選ばれる3つの理由
ミニロジが多くのネットショップオーナー様から選ばれるのには理由があります。
【段ボール1箱からOK!】圧倒的な始めやすさ
ミニロジ最大の特長は、その手軽さです。段ボール1箱、商品1点からでも喜んでお預かりします。 ネットショップの在庫はもちろん、実はキャンプ用品やシーズンオフの洋服など、ご家庭の荷物の一時預かりにも利用されるくらい気軽に始められるサービスです。まずは売れ筋商品だけを預けてみるといったお試し利用も大歓迎です。
【初期費用0円】安心の料金体系
事業を始めたばかりの時期は、少しでも固定費を抑えたいもの。そんな気持ちに寄り添ったミニロジは「初期費用0円」でご利用いただけます。料金は預けた荷物の量に応じた「保管料」と「発送料」のみ。非常にシンプルで分かりやすい料金体系なので、初めて外部倉庫を利用する方でも安心してご利用頂けます。
【事業の成長をサポート】シームレスなステップアップ
私たちは、お客様の事業の成長を長期的にサポートするパートナーでありたいと考えています。まずはミニロジでスモールスタートし、事業が成長して物量が増えてきたら本格的な物流代行サービスへとスムーズに移行するなど、常にお客様と密接に関わりそれぞれに合わせて最適なプランをご提案させて頂きます。倉庫を移転したり、改めて業者を探したりする手間は一切ありません。貴社の事業フェーズに合わせて、最適な物流体制をワンストップでご提供し続けます。
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