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物流倉庫の業務とは? 一連の流れとともに役割や特徴を紹介 | 関根エンタープライズグループ

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2022.10.12

インターネットショッピングなどの急成長に伴い、ニーズが高まっている物流倉庫や物流センター。 商品を保管したり、配送の拠点として物流には欠かせないの存在となっています。

そんな物流倉庫では、実際どのような業務が行われているのでしょうか。 商品の保管や管理以外にも、ピッキングや加工など、倉庫によってさまざまな業務があります。

今回の記事では、そんな物流倉庫の業務についてを流れとともに詳しく解説いたします。

物流倉庫のアウトソースは関根エンタープライズへ

物流倉庫の役割やサービスって?

物流倉庫の役割やサービスって?

ECサイトをはじめ、それを取り巻くインターネットサービスなどによって、年々需要が高まっている物流。 物流の機能には、商品を届けるための輸送があり、さらにその荷物を保管したり包装したりする作業も含まれます。

そこで必要になるのが、物流倉庫の存在。 物流倉庫は商品を仕分けして管理し、検品して入出荷を行い、物流の配送や管理には欠かせないものとなっています。

こうして的確な在庫管理や商品管理を行い、効率のよい配送をして円滑な物流をサポートするサービスを提供しているのです。

倉庫と言えばかつては商品の保管や貯蔵のみを担っているものでしたが、物流倉庫では届いた商品の仕分けをしたり、お客様の元へ届けるための梱包を行ったり、時には加工をしたりと多岐に渡る機能を果たしています。

実際、物流倉庫ではどのような業務をしているのか、細かく解説していきたいと思います。

物流倉庫のサービスの流れと業務内容

物流倉庫のサービスの流れと業務内容

物流倉庫にもさまざまな種類がありますが、関根エンタープライスでは上の図のようなサービスの流れになっています。

一般的に、物流倉庫では商品の入荷をからしてから出荷まで、さまざまな工程を行っています。 ここでは一つ一つ、どのような業務が行われているのかをご紹介します。

物流倉庫の業務(1):検品

商品が入荷するとまず最初に行われるのが、「検品」です。別名、検査とも呼ばれています。 検品とは、商品の状態や品質、数に誤りがないかなどを細かくチェックする作業です。

まず、倉庫に届いたものが品番や数量が間違っていないかを確認していきます。 その際に作業員たちが破損や汚れがないかも目視と手作業チェックし、初期不良がないかを確認します。

もし商品に不良品などが混ざっていれば、商品がお客様の元へ届いた際にクレームに繋がってしまいます。 商品やサービスの信頼を得るためにも、大切な作業となります。

ちなみに入荷した際の検品を「入荷検品」、出荷する際の検品を「出荷検品」と呼びます。 入荷したときと出荷するときのダブルチェックで、商品の品質を管理します。

物流倉庫の業務(2):入庫

入荷した商品や荷物を伝票などと照らし合わせ、倉庫に仕分けしていく作業を「入庫」と言います。

「入荷」とよく間違われやすいキーワードですが、「入荷」は商品や荷物が倉庫に届き、受け取ること。 つまり、「入荷」が行われた商品や荷物を「入庫」する作業の流れになります。

物流倉庫内では商品によって荷物の置き場所が決まっているので、商品ごとに分けて保管していきます。 倉庫に入れる簡単な作業に思いますが、実はとっても需要な作業です。

個数や商品を管理しながら在庫に計上していくので、ここでミスがあれば配送などの際に大きなトラブルの元に。 システムや台帳と在庫の数が合わないとなれば、「お客様からせっかく注文が入ったのに在庫が足りなかった」なんて問題にもなりかねません。

細心の注意をしながら、商品を正しく管理して入庫する必要があります。

物流倉庫の業務(3):保管・管理

物流倉庫の業務(3):保管・管理

倉庫内に保管する商品や荷物を管理するのも、物流流倉庫における重要な業務です。 倉庫内にどのくらいの在庫があるのかを管理し、不足しているものがあれば発注をかけるなどのコントロールが必要となります。

万が一、過剰な在庫や誤った在庫管理があれば、利益の損失にも繋がってしまいます。 倉庫管理システムであるWMS(Warehouse Management System)を利用する倉庫も多く、在庫をデータ化し、リアルタイムで正しい在庫管理が行えるため、作業員の労力やミスの減少にも大きく貢献してくれます。

物流倉庫の業務(4):ピッキング

「ピッキング」とは、商品を出荷するために保管場所から商品を取って集める作業です。 出荷指示書(ピッキングリスト)に従って、正しい品番と数量を確認しながら商品を集めていきます。

物流をスムーズに進めるためにも、スピードや正確さが求められる作業になります。 また、ピッキングには大きく分けて「摘み取り方式」と「種まき方式」の2種類の方法があり、違いは以下になります。

【ピッキングの種類】

  • 摘み取り方式
    1つのオーダーが入る度に保管場所からピッキングし、出荷先別に商品を集めるの方法を摘み取り方式と言います。別名、シングルピッキング、またはオーダーピッキングとも呼ばれます。
    出荷数が少ない場合に適しており、受注毎にすぐに商品をピックし、梱包して出荷ができるためスピードが速いのがメリットです。
    その一方で、別の受注で同一の商品がある場合でもその都度同じアイテムを取りにいかないといけないため、倉庫内の動線が煩雑になってしまうのがデメリットとなります。
  • 種まき方式
    摘み取り方式とは逆で、複数のオーダー分の商品をまとめてピックした後、荷さばき場にて出荷先別に分ける方法を指します。
    まとめてピッキングが行える分、倉庫内の移動はスムーズに。ただし、ピッキング後にさらに荷さばきをしないといけないため、そのスペースや時間の確保が必要となります。

物流倉庫の業務(5):流通加工

物流倉庫の業務(5):流通加工

倉庫に届いた商品や製品に、様々な加工を施す作業を「流通加工」といいます。

アパレル製品であれば値札を付けたり、食品をギフトボックスに詰めてお中元やお歳暮のセットにしたり、輸入品の商品に日本語に翻訳したラベルを貼ったり、商品によって下記のようにいろんな作業があります。

【物流加工の一例】

  • ラベル貼付
  • 値札付け、タグ付け
  • 商品の詰め合わせ
  • ギフトなどの包装
  • 製品の組み立て
  • 検品、検針 etc.

本来、生産側や販売側がする作業を物流のオペレーションの中で済ますことで、現場の手間を省け、商品を効率的に消費者に届けるメリットが。 また、商品に付加価値を高める目的としても物流加工のできる倉庫が注目されています。

物流倉庫の業務(6):出庫

倉庫に保管していた商品や荷物を、注文に応じて倉庫の外へ出すための作業を「出庫」と呼びます。 出庫時のミスはお客様に迷惑がかかってしまうだけでなく、商品をダメにしてしまう可能性も。

ミスの防止や効率的な作業を行うために、WMS(倉庫管理システム)でハンディターミナルなどを用いることが多く見られます。

出庫の具体的な作業は、商品を保管している場所からピッキングし、納品先ごとに仕分けし、検品や包装が終えたら箱に伝票を貼り付けていきます。

似た言葉に「出荷」がありますが、こちらは出庫した荷物を納品先へと届けるために運送することをいいます。 つまり、出荷するために出庫の作業を行うかたちになります。

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埼玉と大阪に物流倉庫を有しているほか、全国各地に拠点を保有。
そして保管・流通加工から輸配送まですべて一貫して「ワンストップ」で物流サービスを提供しています。

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