物流倉庫の料金って? デバンニングの費用の相場は? | 関根エンタープライズグループ
2022.11.16
ECサイトの市場の拡大に伴い、近年ますます盛んになっている物流業界。 コンテナに貨物を詰めて運ぶ物流では、工場や物流倉庫でコンテナから荷下ろしするデバンニング作業が必要となります。
そこで今回の記事では、実際にデバンニングを業者にお願いするとなると、どれくらいの費用がかかるのか相場をご紹介します。物流倉庫を利用する際、見積もりの参考にしてみてください。
物流倉庫の費用って?
商品や荷物を保管し、棚入れして管理したり、流通加工や出荷などを行う物流倉庫。 物流倉庫を利用するには、人件費や荷物の保管などの費用が発生します。
まずは全体的にどのようなコストがかかるのか、項目と相場をご紹介します。
【物流倉庫の利用にかかる費用】
項目 | 費用相場 | |
---|---|---|
固定費 | システム利用料 | 2~8万円 |
業務管理料 | 1~5万円 | |
倉庫保管料 | 3,000~1万2,000円(坪単価) | |
変動費 | デバンニング料 | 2~5万円 |
入庫料 | 10~30円(1個あたり) | |
検品料 | 10~200円(1個あたり) | |
出荷・ピッキング料 | 10~30円(1個あたり) | |
梱包・流通加工料 | 150~300円(1個あたり) | |
配送料 | 400~1,200円(1個あたり) |
これらをもとに、見積もりを算出していきます。 より費用の詳細を知りたいという人は、過去の記事「物流倉庫の費用って? 利用にかかる物流料金の相場は?」も参考にしてみてください。
デバンニング費用とは
デバンニング料は、コンテナで送られてきた荷物や、トラックの荷台からフォークリフトを使って工場や倉庫へと荷物を積み下ろすための費用を指します。軽い荷物であれば、手で作業することもあります。
しかし、フォークリフトを使った作業は、高く積まれた荷物を崩さぬよう正確に荷下ろしする高い技術が必要に。さらに作業員の怪我のリスクなど安全面にも配慮が求められます。こういった背景からも、入庫料とは別にデバンニング料金というものが必要となります。
デバンニング費用の相場
コンテナから荷下ろしする作業のデバンニングの費用について、一体どのくらいの相場なのか気になる方もいるのではないでしょうか。
前章の「物流倉庫の費用って?」の費用の一覧表で簡単に触れましたが、改めて詳しくご紹介したいと思います。
デバンニング費用はどう決まる?
デバンニングはコンテナから荷降ろしをする単純な作業ではありますが、その費用は荷物の梱包形態や量、重量、荷物の内容によって変わってきます。
その都度条件が異なるため、物流業者に具体的な内容を伝え、見積もりをお願いするとよいでしょう。 見積もりであれば無料で対応してくれるところがほとんどです。
以下に相場をご紹介するので、見積もりの参考にしてみてください。
デバンニング費用の相場
荷物を積んで運ばれてくるコンテナは、20FT(フィート)と40FTの2種類があります。 荷物の状態や数量などによって、どちらかのコンテナが選ばれ、海上輸送から鉄道、陸上輸送輸送と最後にトラックで工場や倉庫へと届けられます。
コンテナによって価格が異なりますが、デバンニング費用の相場は以下になります。
【デバンニング料】
- 20FTコンテナ…15,000~25,000円
- 40FTコンテナ…20,000~50,000円
上記の数字はあくまでも目安です。 衣類品や家具、家電などの商材の内容やエリアによっても変わってくるので、きちんと業者に確認をしましょう。
倉庫保管〜流通加工・輸送までお任せ!関根エンタープライズグループ
関根エンタープライズグループは、各サービスに専門特化した6社の会社で構成され、幹線輸送をはじめ、ユニック輸送・共同配送など、あらゆる輸送形態に対応する総合物流会社です。
埼玉と大阪に物流倉庫を有しているほか、全国各地に拠点を保有。
そして保管・流通加工から輸配送まですべて一貫して「ワンストップ」で物流サービスを提供しています。
輸送や倉庫での保管など、お困りごとがありましたら、まずはお気軽にご連絡ください。