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物流の種類を8つご紹介!動脈物流・静脈物流に属さない新たな物流とは? | 関根エンタープライズグループ

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2023.03.29

物流の種類を8つご紹介!動脈物流・静脈物流に属さない新たな物流とは?

一昔前までは「物流=生産者やメーカーから商品が小売店に移動すること」が主流でしたが、個人と個人が取引を行うフリマアプリや、販売から配送までを一括管理するECサービス、生産者が直接消費者へ商品を販売する産地直送サービスなど、物流の種類はどんどん増加しています。

複雑化していく物流業界に対して「物流の種類は結局いくつあるの?」と疑問を持たれる方もいれば、「ビジネスを考える上で、物流の種類を把握しておきたい」という方もおられるでしょう。

そこで今回は、物流の種類とそれぞれの役割について詳しくご紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。

物流プロセスと物流の種類について

そもそも物流とは、商品が供給者から消費者に届くまでの一連の活動を指しますが、取り扱う商品によって、辿るプロセスは様々です。

そこで物流の種類を詳しく見ていく前に、まず商品が辿っていく物流プロセスと、どのように種類分けされているかをご紹介しています。

商品が辿る物流プロセスと種類分け

商品が辿っていく物流プロセスは、商品によって多少の違いはありますが、調達・生産・販売・回収の大きく4つに分けることができ、これらを「物流の種類」や「物流領域」と呼んでいます。

  • 調達物流:原料を調達するための物流
  • 生産物流:商品を製造するための物流
  • 販売物流:商品を販売するための物流
  • 回収物流:商品を回収するための物流

「動脈物流」と「静脈物流」

これらの物流は、「動脈物流」と「静脈物流」の2つにカテゴライズされています。

動脈・静脈と名のつく通り、物流はしばしば生き物の体内に流れる血液に例えられ、血液を送り出す心臓は供給者、血液を受け取る各臓器は消費者としてイメージされています。

つまり、動脈物流は送り手から受け手に向かって商品が流れていく物流(調達物流・生産物流・販売物流)を指し、静脈物流は受け手から送り手に向かって商品が流れていく物流(回収物流)を指します。

このように、物流が鎖のように循環している様子を「サプライチェーン」とも呼んでいます。

物流の種類は「動脈物流」と「静脈物流」に分けられる

動脈物流の種類について(調達・生産・販売)

それではまず、動脈物流に分類されている物流の種類(調達物流・生産物流・販売物流)について詳しく見ていきましょう。

動脈物流の種類①:調達物流

調達物流とは原材料・資材・部品といった商品を扱う物流のことで、これらの商品を供給する事業者をサプライヤーと呼びます。

例えば、建築用材や家具、食器、調理器具、工芸品、文房具、紙などの原料である木は、陸で保管していると乾燥して割れてしまいます。そのため、陸にある倉庫ではなく、水面倉庫といって、川・海・湖・港湾・プールなどの水面上で保管されています。

このように、調達物流で取り扱う商品の多くは高い専門性が必要となるため、その商品を専門で取り扱っているサプライヤーにアウトソーシングするケースが多い物流領域となっています。

動脈物流の種類②:生産物流

生産物流とはサプライヤーから仕入れた原材料を加工することで、商品を生産・提供する一連の物流を指します。

例えば自動車の製造は、板金・溶接・塗装・エンジン製造・組立て・検査といった工程を経てようやく出荷となりますが、一つの工場内で全ての工程がまかなえないため、複数の生産拠点を持っています。

このように、生産物流は社内間での輸送が多いため、社内物流とも呼ばれています。

動脈物流の種類③:販売物流

販売物流とは商品を消費者の元へと運ぶ物流領域で、卸売業者や小売業者がその担い手となります。そして、一般的にイメージされる物流とは、この販売物流のことを指します。

生産されたばかりの商品は、すぐに消費者の元へと届くわけではありません。例えば、大量に生産したあとでタイミングをずらして出荷していくケースもあれば、需要が高くなるシーズンを見計らって出荷するケースもあるでしょう。そのため販売物流には、商品の品質維持と、各イベントに遅延しない迅速な対応が求められます。

加えて、販売物流は商品が辿る長いプロセスの中で唯一、エンドユーザーと直接関わりがある領域です。

配送時に失礼な態度をとったり、清潔感がなかったり、決められたルールを守れなかったりすると、クレームに発展する恐れがあるどころか、自社の物流サービスを利用してくれなくなる可能性もあるため、特にエンドユーザーとの接触が多い配送ドライバーは接客業だとも言われています。

静脈物流の種類について(返品・回収・廃棄)

物流の要となるドライバー

静脈物流に分類される物流は回収物流となりますが、回収物流と一口に言っても、返品のための回収やリサイクルのための回収、廃棄物の回収など、消費者が送り手となる物流は様々です。

特にここ数年は、地球環境を保護する観点から分別意識が高まり、静脈物流を下記の3つに種類分けするケースが増えてきています。

①:返品物流
②:回収物流
③:廃棄物流

それでは、詳しく見ていきましょう。

静脈物流の種類①:返品物流

返品物流とは、消費者が購入した不良品を返品するための物流を指す他、小売業者で売れ残った商品の返品、店舗間で在庫を調整するための一時的な商品移動など、商品が辿ってきた物流プロセスを逆戻りする全ての物流を指します。

例えば、異物混入や部品不足といった理由で返品された商品は小売業者からメーカーへ移動し、破棄またはリサイクルされます。また店舗間で在庫を移動させる際は、一番始めの出荷時との状態に差がないかを確認し、必要に応じてメンテナンスを施す必要があります。

静脈物流の種類②:回収物流

回収物流とはリサイクルやアップサイクル可能な資源を回収する物流を指します。

いわゆる資源ゴミの回収が回収物流の主なルートとなりますが、近年では小売店やメーカーが独自で回収物流に取り組んでいる企業も増えてきています。

【回収物流の例】

  • スーパー:食品トレー/牛乳パック/ペットボトル/食用油など
  • 家電量販店:使用済み乾電池/家電など
  • アパレルメーカー:不要になった服など
  • 金属メーカー:アルミニウム製品/銅製品など
  • 製紙メーカー:古新聞/不要になった古紙など

持続可能な社会の実現に向けて国連で採択されたSDGsへの取り組みの一環として、今後もこのような回収物流は重視される傾向にあります。

静脈物流の種類③:廃棄物流

廃棄物流とは、いわゆるゴミの収集を指します。廃棄物の収集は、収集運搬業者・中間処理業者を経て、最終処分業者へと渡っていきます。

ゴミとして捨てられている廃棄物の中には資源が含まれているケースが多く、各物流ポイントでそれらを仕分けする必要があり、ほとんどの場合は手作業で実施されています。

その他の種類について(消費者・EC)

その他の種類について(消費者物流・EC物流)

近年、CtoCビジネスやフルフィルメントサービスの登場により、動脈物流にも静脈物流に分類されない新たな物流の種類が生まれています。

最後に、これらの新たな物流についてご紹介していきます。

その他の種類①:消費者物流

消費者物流とは、取引先が消費者である物流全般を指します。

動脈物流・静脈物流でご紹介した物流各種は、サプライヤー・メーカー・卸売業者・小売業者といった事業者が取引相手になることが通常ですが、消費者物流の取引先は個人となります。

消費者が取引相手になる物流といえば、個人の荷物を輸送する引っ越しサービスが代表としてあげられますが、個人の荷物を保管するトランクルームや、個人が個人と直接取引をするCtoCビジネスのフリーマーケットアプリも消費者物流の領域だとみなすことができるでしょう。

特にCtoCビジネスの需要は急速に拡大しており、日本全体の宅配便取扱個数の5〜10%はフリマアプリの荷物だとも言われています。

その他の種類②:EC物流

EC物流とは、インターネットに開かれたお店を通じて商品の売買・配送がおこなわれる物流で、主に企業が消費者と直接取引をするBtoCのビジネスモデルを持つECサイトを指します。

そもそも物流センターには、入荷〜出荷までに必要な業務を包括的に行うDC(ディストリビューションセンター)や、配送拠点となるTC(トランスファーセンター)、流通加工を行うPDC(プロセスディストリビューションセンター)の3つの種類がありますが、EC物流の発展に伴って、新たに4つ目の物流センターFC(フルフィルメントセンター)が拡大傾向にあります。

FCとは、ECサイトやテレビショッピングが保有する施設で、注文〜配送の他、消費者からの返品対応までも1つのセンターでまかなう物流センターとなっています。

さらに、FCは人手不足が叫ばれる物流業界の負担軽減や、他の卸売業者や小売店の販売及び配送を代行するアウトソーシングとしての役割も果たしています。

物流の種類は今後も増加する見込み

今回は、物流の種類について解説していきました。

今回ご紹介した物流の他にも、旅客用高速バスの空いたスペースに野菜等の特産品を乗せて運んだり、これまでトラックでの輸送が主流だった特産品を飛行機に乗せて運んだりと、新たな物流の種類が続々と登場しています。

ドライバーの労働時間に上限規制が適用される等、物流業界では人手不足が問題となっていますが、こうした新たな物流シーンが続々と登場していく中で、物流事業者としての生き残りをはかっていくには、物流アウトソーシングの利用や物流DXの推進、ロジスティクス(物流管理)の効率化が求められるでしょう。

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